「コンサル1年目が学ぶこと 大石哲之」の本を読みましたので、感想を書いていきます。

全てとは言わないが、役に立つスキルがありました
この本を読む目的を整理すると、
・仕事の姿勢や具体的な方法が分かる
・仮説思考やロジックツリーなどの考え方が紹介されている
→新入社員や若手社員にオススメ
思考法については、具体的な方法がサラッと紹介されているだけ、詳しくは参考文献を読んでくださいって感じなので、この本だけで完結するわけではありません。そのため、こういう考え方がありますよと紹介されている本になっているので、新入社員にオススメかなと思いました。
私が気になったスキルを3つ紹介していきます。
① 結論から話す
説明するときや報告するときには、まず「結論から話す」ことが大切です。
確かに質問しているのに、なかなか答えを言ってくれなかったり、ダラダラ喋って答えになっていなかったりするとイライラしますよね。
そのための型として、PREPが紹介されています。
Pで結論をまず話します。次に、なぜその結論になったのかという理由のRを述べます。そして、具体例のEを挙げて説得力を与え、最後にまたPの結論を言って締めくくるととても伝わりやすくなりますね。
②行動する前に手順を考える
自分が作業に入る前に、段取りを考えて、その方向性で合っているかの確認を取った上で作業すれば無駄がなくて効率がいいよねって話です。
結局やってみないと分からないと言って、いきなり作業に入ってしまいがちですが、無駄が多くなる場合があります。作業自体は思考停止で楽ですが、作業前にしっかりと考えることが大切です。
そして、手順を確認したら、それを上司に確認することも大切です。作業が終わってから、イヤイヤそれ全然違うって言われたらお互いガッカリですので。
手順を考えるメリットとして、
・手戻りが少なくなる
・作業量が見積りができるので、仕事を振り分けることができる
③雲雨傘
説得力を持って伝えるためのスキルとして、「雲雨傘」を使った説明方法があります。
雲:事実 →黒い雲が出てきなあ
雨:解釈 →雨が降りそう。。
傘:行動 →よし、傘を持っていくか!
この3点セットがあれば、報告する時も完璧です。
逆に一つでも欠けていると、なんで??と突っ込まれることになります。
例えば、行動だけで「〇〇しましょう!!」と言っても、当然「なんで??」となりますよね。また、事実だけ述べても、「だから何?」となっていまします。
こういう事実があり、私はこう判断したので、これをやりましょう!と言われたら、「なるほど!そうしよう」となるはずです。(もしくは他の視点や意見をもらえる)

ふう、一気に読んで勉強になったなあ

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